離婚の際に養育費の支払いが問題になるとききますが、そもそも養育費とはどのようなものでしょうか?
養育費とは、未成熟な子が社会人として独立して自活できるまでに必要となる費用です。子の衣食住のための費用、医療費、教育費などが養育費に含まれます。離婚をしたとしても親子関係に変わりはありませんので、子に対する扶養義務(民法877条1項)の一環として、養育費を支払う義務を負うことになります。
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